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ルイジアナ州 ニューオーリンズ観光⑤ ホームレスにどう向き合うか

3日目。
今日もまた、ひとりでフレンチクオーターをフラフラ。
昨日3周したが、もう一度同じルートで徘徊してみる。今度はもっとじっくりと、昨日通り過ぎたところで立ち止まってみたり、より一層街を観察することに。
同じルートでも日にちや時間によって景色は変わるし、見えなかったものが見えてくることがある。

ニューオーリンズで一番気になったこと、それは路上生活者の多さ。
そもそもアメリカにはホームレスがとても多い。シャーロットでさえ、ダウンタウンや自宅周辺のスーパー前などで、ホームレスがお恵みを待っている光景はよく見かける。
ただ、今まで訪れた観光地の中で、目にするホームレスの多さはニューオーリンズがダントツだった。実際の統計的にはニューヨークとかワシントンとか、サンフランシスコとかのほうが多いはずだけどね。
ニューオーリンズはもともと裕福な町ではなかったが、貧困に拍車をかけたのは2005年のハリケーン・カトリーナによる被害。
家を失い、建物は倒壊し水没してしまっているので当然仕事もなく、車もなく、他の町に移動しようにも移動できず、多くの人がホームレスにならざるをえなかった。

IMG_2280.jpg

フレンチクオーターの路上でタップダンスをして小金を稼ぐ男。
手拍子でリズムをとり、靴の底に貼り付けた空き缶をぺしゃんこにしたようなものでタップダンスのステップを踏む。

段ボールは空だった。

写真を撮らせてもらったためやむなく1ドルを寄付した。
彼が笑顔になることは一度もなかった。
うつろな彼の目を見て、ドラッグをやっているかもしれないと思った。
物乞いにしては靴が綺麗で新品のように見えるから、ほんとうにお金がないかどうかは疑わしい。

この男の50メートル隣でも、10歳くらいの少年が同じようにタップダンスをしていて、とても心が痛んだ。
平日の昼間、本来なら学校に行っていなければいけない時間なのに。



IMG_2311.jpg

ダンスや楽器など、一芸がある人は芸を披露し、何も芸がない人はメッセージを段ボールに書いてひたすら寄付を待つ。
段ボールには「HELP」の文字が見える。

よく見ると彼はちゃんと散髪していて髪の毛を整える余裕があるし、靴も綺麗なのでこれまた寄付すべき人間かどうか疑わしい。
こういった物乞いに対して寄付をするかどうかは、判断が難しいところだ。
こちらも冷静にならなければいけない。偽ホームレスかもしれないし、善意の寄付がクスリ代に消えるだけかもしれない。

上記2枚の写真は綺麗な身なりの人であったが、まさに全身ボロボロの、正真正銘のホームレスもたくさんいた。
とても写真に撮れるような雰囲気ではなかったが。
男性もいたし、女性もいた。彼らの横を通過するたび、胸が痛くなった。

日本は比較的ホームレスが少ないほうだと思うが、外国に行けば必ずこういう光景と向き合うことになる。
無視するべきか?
寄付すべきか?

個人的には、こういった貧困の真っ只中にいる人が何を思っているのか、何を望んでいるのか、どうしてこういうことになったのか、いつも聞きたい衝動に駆られる。怖くてできないけど。

アメリカのホームレスに30年間、片っ端から密着取材した傑作のルポ本がある。
ピューリツァー賞作家の著者マハリッジ・デールと、同じくピューリッツァー賞カメラマンのウィリアムソン・マイケルがタッグを組んで、時にはホームレスと一緒に生活をし、命がけでアメリカの貧困現場を追いかけたノンフィクション。
ベテランホームレス、新人ホームレスがそれぞれどういう想いで生きているのか、ホームレスが警察からどんな仕打ちを受けているか、彼らの生活スタイル、すべてがわかる。とてもオススメ。

繁栄からこぼれおちたもう一つのアメリカ

繁栄からこぼれ落ちたもうひとつのアメリカ  -果てしない貧困と闘う「ふつう」の人たちの30年の記録-

貧困問題に関する本は今までかなりたくさん読んできた。
堤 未果さんの「貧困大国アメリカ」シリーズにも感銘を受けたが、石井光太氏やこの本のように、貧困の現場に命をかけて飛び込んで取材をした本は一読の価値がある。ぜひ!



この日の夜は日本料理屋でごはん食べて、また、おととい行ったのと同じジャズバーへ。

バーボンストリート。

IMG_2207.jpg

バーボンストリート上ではしょっちゅうJAZZの演奏が行われている。

IMG_2314.jpg


この日はバーの主、若手トランぺッターでありグラミー賞受賞者であるIrvin mayfield(写真下、真ん中の人)が本当に現れて演奏をした。

IMG_2335.jpg


この日だけは特別で15ドル席代が必要。
20時スタートとなっていたが、全員が集まって演奏が始まったのは20時半すぎ。日本だったら遅刻して申し訳ありません、って平謝りするレベルだが、20時半にのんびり来て皆の前でのんびり楽器の調整などして、おもむろにスタート。ゆるい・・・アメリカらしい風景。
今回も全員が楽器も歌もめっちゃくちゃうまくて、すごく感動した。トランペット、すごかった!

もっとJAZZも聞いてみたいし、この町は、いつかまた来たいなあ・・・・




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