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グレートスモーキーマウンテン国立公園② Clingmans Domeとアパラチアントレイル

お昼を食べ、モーテルに荷物を置いたらすぐさま次のClingmans Domeという展望ポイントへ。
我々の旅は慌ただしい。短い期間で行きたい場所全部行きますからね~

Clingmans Domeはアパラチアン山脈の尾根をひたすら通る、アパラチアントレイル上で最も高い地点となっている。
「アパラチアントレイル」とは・・・
アパラチアン山脈に沿って走る、14もの州をまたぐ超ロングトレイルのこと。
その距離は約3500km、日本列島よりも長い距離なんです!!
山をやっている人なら山の中を3500km歩くことがどれだけ苦しく、困難か想像できると思います。
数日分の食料と水、テントや生活用品を持ち歩くだけでもそうとうしんどい。クマもたくさんいるし。
そんなアパラチアントレイルを歩いた日本人で、有名なのが加藤則芳さん。加藤さんはこの困難なトレイルを全部歩ききった、数少ない日本人です。
加藤さんは25キロの荷物を背負って(作家なのでパソコンも背負って)、毎日25キロの距離を歩いた。

maine_woods.jpg

その行程で出会った人のこと、自然とのつきあいかた、アメリカの文化についてなどをまとめた本が「メインの森をめざして」です。厚さが4~5センチくらいあり、値段も3000円する、内容のすご~い濃い本。特にアメリカ文化に対する考察がものすごいです。
この本には2年前くらいに出会い、こんなトレイルもあるのだなあ、素敵だなあ、行ってみたいなあと彼の描き出す世界にたいへん魅了されていたのですが、その時はまさか私がアメリカに引っ越し、しかもアパラチアントレイルに近いノースカロライナで暮らしていくことになるとは想像もしませんでした。

今回Clingmans Domeという展望ポイントに来て、そこからアパラチアントレイルにつながる道を見つけて、すごく感動してしまいました。ほんとに夢のようだ。

IMGP5805.jpg

IMGP5837.jpg

この細いトレイルがアパラチアントレイル。
この本は結婚して引っ越すときに整理してブックオフに売ってしまっていたんですよね。
なにしろ、本を何百冊も抱え込んでいたもんですから、さすがにそっくり新居に持っていくことはできない。さらに新居に引っ越した数か月後にはアメリカ行きが決まっちゃったもんですから、その時にも本をだいぶ整理してしまいました。
でも、ほんとは買った本はすべて、ずーっと持っていたい。墓場まで。
人生っていつどうなるかわからないので、昔読んでなんとも思っていなかった本がある悩みを抱えたときに必要な存在に変わったり、今あの本があったらよかったのに、って思うことが何度もある。
この加藤さんの本は、ぜひアメリカに持ってきて今、読み返したかった。
来月日本に帰ったらもう一度購入しよう。絶対に。

加藤さんはこのアパラチアントレイルを踏破したあと、筋萎縮性側策硬化症という筋肉がだんだん動かなくなる難病にかかり、昨年逝去されました。自然を誰よりも愛し、自然保護について誰よりも深く考えてきた稀有な方だけに、本当に残念です。

「バックパッキングには、あらゆるものから自由でいられ、そして自己責任で自然とつき合うことのできる解放性がある。その経験と能力は、本来人間が持っているべきもので現代人が失ってしまったものだ。人間は社会人である以前に自由人、すなわち自然人なのだ。その前提があっての社会人であるべきだ。」

加藤さんの言葉です。

自然と、自由と、自己責任。山の中を歩いているだけで学ぶことがたくさんあります。アメリカにいる間に、できるだけたくさんの自然に触れて、そこから得たものを今後の人生に活かしていきたいです!


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